鯨

日本独特の文化とも言われている捕鯨――鯨の漁は、日本国外の国々からは評判は良くありませんが、日本にとっては重要な食料のひとつでもあります。伝統ある古式捕鯨で、年に僅かな量しか取れない希少な鯨は、数が少ないため高値で売買されますが、その贅沢な味は、一度食べると病み付きになる美味しさです。
クセのある味ではありますが、そのクセが鯨の良さであり味。一度、本物の鯨の味を楽しんでみませんか?

鯨の生態


海に生息するめずらしい哺乳動物です。また、鯨は海に生息する動物の中で最も大きな生物といってもいい動物です。

大別して、シロナガス鯨やナガス鯨などのヒゲ鯨亜目と、マッコウ鯨などの歯鯨亜目が存在しています。中でもシロナガス鯨は、体長25m〜30m、体重100tという驚異的な大きさがあり、地球上最大の動物でもあります。

この白ナガス鯨は、他のヒゲ鯨亜目に属する鯨と同様に沖アミと呼ばれる小エビの様な小甲殻類を常食としています。生息分布は、南氷洋に多く繁殖しています。

しかし、現在では、絶滅の危機に瀕している絶滅危惧種に登録されています。ですので、食べられません。マッコウ鯨は、イカ、タコの類を好み、その他の種類は大体小エビを常食としています。

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鯨の寿命は、40年〜50年と言われています。日本沿岸では、マッコウ鯨が、牡鹿町鮎川の金華山沖で、その他ナガス鯨は小笠原島を除くいずれの沿岸にもみられます。

鯨とイルカ

鯨とイルカやシャチは、別々の生き物と思っている方も多いかと思いますが、実は鯨もイルカもシャチもクジラ目に分類される同じ仲間なのです。大型のものをクジラと呼び、4メートル以下の小型の鯨のことをイルカと呼んでいます。
因みに、鯨だけではなく日本ではイルカを食べている地域もあります。この事柄も日本国内では、批判の声を浴びているようです。


鯨肉とは?


ヒゲ鯨と歯鯨の味の違い

鯨には、ヒゲ鯨亜目と歯鯨亜目が存在しているのですが、この2種の鯨で実は味が違うのです。
マッコウ鯨などをはじめとする歯鯨は、鯨肉としての独特の強いクセを持っているため、好き嫌いが好みによって分かれる傾向にある鯨肉でもあります。

歯鯨と打って変わってミンク鯨などをはじめとしたヒゲ鯨は、鯨肉特有のクセがあまり強くなく、牛肉に近い味であるといわれています。
ですが、ヒゲ鯨の種類によってクセの強さには違いがあり、ヒゲ鯨だからといって全てのヒゲ鯨に臭みがないわけではありません。
しかし、ミンク鯨は、食用のための捕鯨された結果、個体数が減っているとの報告が上がっていますが、またその真逆の報告も上がっています。

鯨肉は現代人の強い味方

鯨肉の特長としては、他の肉類、魚介類に比べて蛋白質の含有量の多い事が上げられます。
蛋白質などの体に良い成分を構成するアミノ酸についても、牛肉に比べて、ヒスチジン、リジン、アルギニンなどに優れており、特に人体成長に不可欠なヒスチジンが多量に含まれています。

また、他の肉に比べて、カロリーが低いのも特長のひとつで、現代人の病気の中でも問題になっている生活習慣病、アトピーにもとても良い食べ物です。


新鮮な鯨肉を入手するウラ技は…?


ユッケに使った鯨肉は刺身用でなくてはいけません。ですが、刺身用の鯨肉は毎日市場に出回るようなものではありません。
ですが、通信販売を使えば真空状態で保存されたとても新鮮な鯨肉を食べることができます。
新鮮な鯨肉をユッケにして食べるもよし、そのまま刺身として食べるもよし、新鮮な鯨肉は、どんな料理にして食べても美味しいです。

また、鯨肉には興味はない家族がいる方は、北海道の新鮮なカニはいかがでしょうか?
蟹市では、北海道ならではの大きなカニをお手ごろな値段で販売しています。
鯨を食べるのが忍びないという方は、美味しいカニでお腹を満たしてはいかがでしょうか?。


鯨肉料理のレシピ


最近では見かけることの多くなった鯨ですが、やはり市場に出ている数は少なく、生で販売されているようであれば、直にお買い物籠に放り込んだほうがいいかと思います。
ですが、生の鯨肉をどう料理していいか、分からない方、竜田揚げには飽きてしまった方のための鯨料理のレシピをご紹介します。

鯨の唐揚げ〜おろしソース添え〜(2人分)レシピ

●材料

クジラ・・・200g
ニンニク醤油・・・大さじ1
・・・大さじ1/2
ゴマ油・・・小さじ1/2
生姜の摩り下ろし・・・小一片
片栗粉・・・大さじ2程度
たまり醤油・・・大さじ1/2
大根おろし・・・好み
青ネギ(刻んだもの)・・・大さじ1
卵黄・・・1個

●作り方
まず、ニンニク醤油、酒、ゴマ油、生姜の摩り下ろしを混ぜ合わせて付けダレを作ります。 次に、鯨肉を一口大の大きさにカットして、作っておいた付けダレに30分程度漬け込んでおきます。

鯨肉を漬け込んでいる間に、おろしソースを作ります。たまり醤油、大根おろし、青ネギを混ぜ合わせます。このとき、大根おろしはお好みで、水気を切るといいかもしれません。

付けダレに漬け込み終わったら、片栗粉をまぶして油で揚げます。鯨肉が揚げあがったら、お皿に盛り付けて、作っておいたおろしソースに卵黄を加えて完成です。(卵黄は崩さないように気をつけてください)

鯨の生姜焼きのレシピ(2人分)

●材料

鯨肉・・・100g
おろし生姜・・・小さじ2
醤油・・・大さじ1
・・・大さじ2
サラダ油・・・大さじ2/3
テーブル胡椒・・・少々

●作り方
鯨肉を食べやすい一口大の大きさに切って袋に入れて、おろし生姜、醤油、酒を入れて30分程度漬け込んでおいて、下味を付けます。

熱したフライパンにサラダ油を入れ、汁気をきった鯨肉を入れて焼き上げます。
十分に鯨肉に火が通ったら付けだれを加えて絡めて、最後に胡椒を振って完成です。

また、付け合せは千切りキャベツや、もやしの炒め物などお好みの野菜を使ってください。

鯨のユッケ〜ヤーコン添え〜(2人分)

●材料

クジラ刺身・・・100g程度
ヤーコン・・・大1/3本
ニンニク醤油・・・大さじ1
コチュジャン・・・小さじ1
生姜摩り下ろし・・・少量
ニンニク擦り下ろし・・・1/2片
長ネギ微塵切り・・・大さじ1
白ワイン・・・小さじ1
砂糖・・・小さじ1/2
ゴマ油・・・風味程度
松の実(炒ったもの)・・・適量
卵黄・・・1個

●作り方
ボールに、ニンニク醤油、コチュジャン、生姜摩り下ろし、ニンニク摩り下ろし、長ネギ微塵切り、白ワイン、砂糖、ゴマ油を合わせしばらく置いておきます。

ヤーコンを薄皮ごと千切りにして、酢水に付けアクを抜きます。新鮮なヤーコンはたわしなどで汚れを落とすだけで十分です。

鯨は細切りにしてから、包丁で軽く叩いて、マグロのネギトロのような状態にします。
作っておいたタレで叩いた鯨の刺身を和えます。確りと和えたら、酢水に漬けておいたヤーコンの水気をきって器に盛りつけて、ユッケを盛り付けてから最後に卵黄を添えます。
仕上げに松の実をふりかけて完成です。


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