カリグラフィー
カリグラフィー
カリグラフィーという名前は17世紀ごろにつけられ、ギリシャ語の美しい「calli」と、書くこと「graphe」という意味から来ています。美しい文字を書く職人がいたと考えられています。ペンを上手に使って、太い線、細い線を活かして書きます。ペンのコツさえ掴めば、絵本や雑貨に出てきそうな文字が簡単に書けるようになります。バースデーカードやクリスマスカードにぴったりです。心のこもった美しい文字は、見ていて気持ちが良く、見る人の心に響くでしょう。
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カリグラフィーの道具
ペン
ペン軸にペン先を刺して使います。ペン先によって硬さ、書き味が異なります。新しいペン先はアルコールで拭いたり、ライターなどであぶると使いやすくなります。使っていてペン先が割れてきたら替え時です。カリグラフィー用では、スピードボールというメーカーが有名です。慣れてきたら筆、ペン、万年筆も使用します。
インク
イラスト用のインクが使えます。墨汁、ドクターマーチンなど。カリグラフィー用のインクとしてWINSER&NEWTON社が有名です。
あると便利なもの
練習用の用紙、カリグラフィー用の台、パレット
カリグラフィーの練習方法
初心者の場合は、ペン先にインクをつけてイタリックから練習してみましょう。ペン先にインクを適量つけます。インクがポタポタ落ちたり、今にも落ちそうというのはつけすぎです。ペン先の真ん中あたりまでインクがつけば適量です。ペン先は基本的に45度にして持ちます。ペンの流れ、感覚を掴みます。アルファベット順ではなく、i、r、n、m、uなど、書きやすい文字から練習していきます。
カリグラフィーの練習用紙
カリグラフィーの練習用紙をガイドシートと言い、ガイドラインが入っています。小文字のxを基準とし、上から順に、xより高い位置をアッセンダーライン、x上のラインをウエストライン、下にあたるラインをベースライン、下に伸びる文字をディッセンダーラインと言います。xの高さをxハイトと言います。ガイドシートの上に紙を乗せて書く方法と、直接ガイドシートに書く方法があります。
カリグラフィーのフォント
イタリック体
15世紀にイギリスで名づけられたフォントです。45度の角度をつけ、解りやすく書きます。初心者はイタリックを練習しましょう。ウエイトによってラインの太さが変わります。イタリックの場合、文字に5度の傾斜がついているので、練習の前に5度の斜線を引くと解りやすくなります。
ラスティック体
1世紀から5世紀のローマで使われていた大文字のみの書体です。古い書体なので、昔の雰囲気を出したいときに使われます。
ゴシック体
13世紀から15世紀に最も栄えた書体で、間隔を詰めて書くのが特徴です。現在もドイツで人気のフォントです。イタリックが45度の角度をつけるのに対し、ゴシックは垂直に書くことが多く、判別しにくい文字をわざと書きます。
カッパープレート体
17世紀に、イタリックを基本に銅板印刷用に開発されたフォントです。英語の筆記体で習ったフォントに近いです。カッパーレートは52度か62度で書きます。
カリグラフィーによる作品作り
まず、作りたいものを考えます。作るものに合わせてフォントを決めます。例えばウェディング用なら、イタリック体やゴシック体をベースにしたウェディング用のフリーフォントもあります。オリジナルフォントは多くは無料でダウンロードできます。ダウンロードしたテンプレートやフォントで配置を決めます。そのまま印刷して使うこともできますし、ステンシルのプレートなどで型を作ってカードや雑貨を作ることもできます。また同じフォントでもインクの色を変えたり、花やハートのアクセントをつけるだけでイメージがぐっと良くなります。英文によるメッセージ集、文例集もあるので探してみましょう。
カリグラフィーのウェディングアイテム
ウェルカムボード
フォントによって軽快にも重厚にも可愛らしくもなります。ミラー状のウェルカムボードは夫婦円満のアイテムとして人気があります。
サンクスボード
両親に贈るボードです。ウェルカムボードと同じくミラー状のサンクスボードが人気があります。
ウェディングプレート
結婚した日の日付と名前が入ります。メッセージや写真が入るものもあります。
席札
お客様の名前を書いた紙です。メッセージを添えることができます。
サンキューカード
一般的に披露宴のあと、お客様にお菓子と一緒に渡します。
カリグラフィー教室
全国にカリグラフィー教室があります。多くは英語のフォントですが、カタカナや漢字のフォントも学べる教室もあります。教室によっては、レタリング検定も受検できる教室があります。ウェディング小物の関連で、フラワースクールと併設されていることもあります。気楽に試せる1日体験教室や通信講座もあります。